唯一の県出身現役女子プロレスラー
【大津】 唯一の県出身現役女子プロレスラーの安納サオリ選手(スターダム所属)が20日、今年3月で閉館する県立体育館「ウカルちゃんアリーナ」(大津市におの浜4)で開催された凱旋興業「STARDOM in OTSU 2026 Feb.~ありがとうウカルちゃんアリーナ 私がスターダムの安納サオリです~」に出場。試合の前日には県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、ウカルちゃんアリーナや地元・滋賀への熱い思いを語った。
安納選手は大津市出身。県立大津高校卒業。2015年に女子プロレスラーとしてリングデビューを飾る。以後、フリーを経て、24年に女子プロレス団体スターダムと専属契約を結んだ。「絶対不屈彼女」の愛称で活躍。美しい弧を描くと定評のあるブリッジを生かした技などを持ち味に、これまで様々なタイトル戦も制してきた実力派でもある。
試合の前日、琵琶湖カラーの青いリングコスチュームで知事室を訪問した安納選手は「ウカルちゃんアリーナは、高校3年生の体育祭の時、クラスで創作ダンスを踊り、優勝した思い出のある青春の場所。ずっと滋賀にプロレスを届けたい、ウカルちゃんアリーナで試合がしたいと思っていた。昨年、ウカルちゃんアリーナ閉館のニュースを見て急がなければと思い、社長に掛け合った。今回の凱旋興業が決まってうれしい」と喜びを語った。さらに「滋賀が大好き」と語る安納選手は、「自分の知名度を上げ、いつか滋賀県にプロレスラーやその他のスポーツ選手が活躍できるようなアリーナ『琵琶湖サオリーナ』を作るのが夢」と語った。
安納選手から話を聞いた三日月知事は「尊敬する。ふるさとのことを思っての興業イベントをうれしく思う」と激励した。
表見訪問後、記者団の取材に応じた安納選手は、改めて「プロレスを通じて滋賀をもっと盛り上げていけたら」と意気込みを語った。
試合当日、1000人以上の観客が見守る中、安納選手は2試合に出場。スターダム公式ホームページによると、まず鹿島沙希選手とシングルマッチで対戦するも試合開始後数秒で押さえ込まれ、敗北。次にメインの試合でなつぽい選手とタッグを組み、スターライト・キッド選手&天咲光由選手のタッグと対戦。熱戦の末、必殺技「近江大橋スープレックス」(変型ジャーマンスープレックス)を天咲選手にきめ、3カウントにつなげて勝利した。







