意見出ず、しらけムード
◇全県
大飯原発三、四号機(福井県)の再稼動問題で嘉田由紀子知事が見解を今月中に示すとする中、県は十七日、各市町に現状を知ってもらい、意見を求めようと、副市町長会議を県合同庁舎で開いたが、意見らしい意見が出ないまま、会場にはしらけたムードが漂った。
会議には荒川敦副知事と県担当者ら、彦根・野洲の両市を除く十七市町の副市長、副町長が出席。
意見が出なかったため荒川副知事が再三促したところ、市町側からは「知事の(原発再稼動を巡る京都府知事との)提言に対する国の回答が一―二割しかもらっていないというのに、意見を求められても難しい」(愛荘町の宇野一雄副町長)、「共同提言は市町に事前相談なくしたのに、意見を求められても困る。まず県が判断を示すべき」(守山市の秋山新治副市長)などと困惑。会議は当初予定より三十分早く閉じられた。
この後、荒川副知事は「市町にはいろんな思いがあるのだろう。知事や政府の動きを説明できてよかった」と苦い表情だった。
二十四日には知事と市町長の会議を開く。







