嘉田知事「国は安全性の担保を」運転は「限定的」
◇全県
関西電力の大飯原子力発電所三号機(福井県おおい町)が九日、フル稼働に達したのを受けて、嘉田由紀子知事は「稼動した以上は安全に稼動してほしい。これで関西の電力逼迫(ひっぱく)が少し緩和されるとありがたい。ただ、県としては、国に対して安全性は暫定なので、安全性の担保を今後もきちんとしてもらうとともに、県としても避難・防護体制を責任もって準備していきたい」と述べた。
節電の取り組み(今月二日~)については、「県民の協力のおかげで(削減幅の)高い日で去年と比べて二〇%削減でき、気温の高い日でも九%削減でき、去年と比べてもよく努力してもらっている。しかし、火力発電所の不安定さや、気温が急に高くなることもあるので、この夏の節電は気を抜くことなく結果を出したい」と語った。
また、今後の原発稼動について「政府は安全基準を暫定的としているので、(現在の稼動は)電力逼迫時の限定稼動」と主張し、老朽化や地震によるリスクが指摘されている原発は「ゆくゆくは廃炉計画を出してほしい」と求めた。







