昨年度の県内の児童虐待相談件数
◇全県
県によれば、十九市町および県(中央、彦根)子ども家庭相談センターに寄せられた昨年度の児童虐待に関する相談件数は、三千五百九十六件(前年度比一一・三%増)と過去最高を記録した。このうち、市町分は三千五百八十件(同一一・七%増)だった。
市町分(三千五百八十件)の内訳は、「保護者の怠慢ないし拒否(ネグレクト)」が四二・五%を占め、次いで「身体的虐待」二八・九%、「心理的虐待」二七・七%、「性的虐待」〇・九%となっている。
前年度比(伸び率)では、「心理的虐待」が二四%増、「身体的虐待」が一五%増、「ネグレクト」四%増の順。
年齢別では、「小学生」が全体の約四割(三八・〇%)を占め、次いで「三歳~学齢前児童」二四・一%、「〇~三歳未満」一六・七%の順。
いずれの年齢別の相談件数も伸びているが、伸び率では「小学生」が一七・五%増と最も高く、次いで「中学生」が一六・七%増、「高校生」が一五・二%増となっている。
相談の経路は、「市町(保健センター、福祉事務所等)」二七・三%、「学校等」二七・二%がそれぞれ全体の約三割を占め、次いで「その他(とくに子ども家庭相談センター)」一三・四%、「家族・親戚」一〇・二%、「保育所」八・四%の順。
主な虐待者では、実母が全体の約七割(六六・九%)を占め、次いで「実父」二五・四%の順になっている。
県虐待・非行防止対策チームでは「助けてのサインを見逃さないでください。『もしや虐待ではないか』と思ったら、地元の市町か、県虐待ホットライン(TEL077―562―8996)へ連絡を」と呼びかけている。






