件数、負債総額とも2倍 建設業の倒産増加
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店はこのほど、六月の県内における負債額一千万円以上の倒産状況を発表した。それによれば件数は十六件(前年同期比二・二八倍)、負債総額は十七億千八百万円(同二・三六倍)であった。
前年同月に対して増加したのは建設業、製造業、卸売業、小売業。サービス業ほかは前年同数、十産業のうち五産業で倒産発生がなかった。
負債総額は、前年同月に対して九億九千百万円増と、大幅な増加となった。前月と同様に、建設業者の倒産増加に伴い負債総額を引き上げる結果となった。
今後の見通しについて同社では「四月、五月と倒産件数は二ケタ台で推移している。比率的には引き続き個人企業を含む資本金一千万円未満や、負債額一億円未満といった小型の企業倒産が多くを占めるものの、長い業歴を持つ会社の倒産が増えるなど、負債総額を押し上げる要因ともなっている。その一方で、依然として中小企業金融円滑化法、同法の延長による各企業の資金繰りの直接的な緩和が見られることから、企業倒産は一進一退の状況にある」としている。






