9月8日から東京で初の大展覧会
◇全県
滋賀県の仏教・神道美術を紹介する特別展「琵琶湖をめぐる近江路の神と仏 名宝展」(三井記念美術館、県、県立琵琶湖文化館、朝日新聞社の主催)が九月八日から十一月二十五日まで、東京・日本橋の三井記念美術館で開催される。
近江は、琵琶湖を中心に広がる豊かな地域で、古代の都である奈良、京都に近接する文化・経済の先進地だった。琵琶湖のほとりにそびえる比叡山からは、天台宗を開いた最澄をはじめ、日本仏教の主要な宗派の開祖たちが巣立ち、まさにわが国の仏教文化の中心でもあった。また、比叡山麓に鎮座する日吉大杜は、神仏習合思想に基づく山王信仰の拠点として知られている。
この展覧会では、延暦寺、園城寺、石山寺、西教寺、聖衆来迎寺、建部大社など四十二の古社寺から、仏像、神像、仏画、金工品、経典など、国宝六点、重要文化財五十六点、滋賀県指定文化財四十三点を含む百十八点の名宝が出品される。近江の古社寺に伝えられた仏教・神道美術の名宝を一堂に東京で展示するのは初めての大展覧会。入館料は、一般千二百円、大学・高校生七百円、中学生以下無料。
関連事業として、展覧会と同じ三井本館で写真パネル展「水と神と仏の近江」も開かれる。仏像等の文化財に加え、社寺を取り巻く景観や、滋賀の風土、人びとの暮らしなどを紹介する。







