負債総額433億円に膨らむ
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店はこのほど、七月の県内における負債額一千万円以上の倒産状況を発表した。それによれば件数は十二件(同七一・四%増)、負債総額は四百三十三億千六百万円(八九・一倍)であった。
倒産件数は前年同月に対して五件増(七一・四二%増)、前月に対して四件減(二五%減)となった。前年同月に対して増加したのは建設業、製造業、小売業、サービス業他。卸売業は前年同数、十産業の内、五産業で倒産発生がなかった。
負債総額は、前年同月に対して四百二十八億三千万円増(八九・一倍)、前月に対して四百十五億九千八百万円増(二五・二倍)と大幅に増加。これは七月二日に民事再生法適用を申請した(株)富士スタジアムゴルフ倶楽部(甲賀市)の負債総額約四百三十億円が影響したもの。七月としての件数は、最近二十年間で平成十二年七月度に並んで五番目、負債額は十二年七月に次いで二番目となった。
今年度に入って三か月連続で倒産件数は二ケタ台で推移しているが、引き続き倒産企業の多くは負債総額一億円未満の小型倒産となっており、全体的には中小・零細企業の息切れが目立った。
同社滋賀支店では「今後は中小企業金融円滑化法、同法の延長による資金繰りの直接的な効果も息切れする恐れもあり、当面の企業倒産は一進一退の状況が続く」とみている。






