男女そろって県大会へ
◇東近江
平成四年創部の五個荘ベアーズが、久々に男女チームそろって「第九回滋賀県ミニバスケットボール夏季選手権大会」に出場する。
今月開かれた“第二ブロック夏季県大会予選大会”で、五個荘ベアーズ男子は延長戦にもつれこみ一点差で破れて二位、女子は三位となり、県大会へのアベック出場を決めた。
五年生のときからチームを組み、六年生相手に戦ってきた経験が生きている男子チーム。キャプテンの猪田万凱君は「ミスをしても励まし、カバーし合うプレーや応援を心掛けたらチームが変わった。県大会では、一人ひとりがミスをなくして、焦らず、一つでも多く勝ち上がりたい」と意気込む。
指導する三上一弘ヘッドコーチは「百七十センチを超える大型センターを中心に、周りの選手がどれだけ動けるかがカギ。自分たちの動きが通用するのか、チャレンジャーの気持ちでやれば、まだまだ伸びしろはある」と、選手たちのさらなる進化に期待を寄せる。
一方、女子キャプテンの吉田萌恵さんは、予選大会の勝因に「一人がミスしても、その人の分まで全員でカバーできた」ことをあげ、「仲が良いチームだが、もっと仲良くなって声を出せるチームになりたい。県大会では、自分たちの持てる力を全部出し切りたい」とチーム力に磨きをかける。
五個荘ベアーズ代表で女子ヘッドコーチを務める藤井靖彦さんは、女子チームを「特徴がないのが特徴」と分析、バスケの面白さに気付いて中学校でも続けたいと思えるきっかけ作りに力を注ぎながら「なぜそうしなければいけないかを理解できるまで、我慢強く基本だけ教えている」という。
動き一つにしても“なんで”を重視した練習は、選手自身の考える力を引き出し、個々の役割ややるべきことを明確化する。理解の深度とともに「結果はおのずと出る」とし、競技の土台となる小学生の時期に地道な基本練習を積み重ねる重要性を説く。
卒業生の胸も借りながら練習に励んでいる選手たち。男女とも、九月一日に湖南市の雨山文化運動公園体育館で県大会初戦に挑む。








