滋賀から4個人4団体受賞
◇全県
全国老人クラブ連合会の創立五十周年記念全国老人クラブ大会がこのほど、東京都千代田区の日比谷公会堂で開催され、老人クラブの発展向上に多年にわたって尽力し功績のあった個人・優良老人クラブ・優良市区町村老人クラブ連合会に対して、厚生労働大臣表彰および全国老人クラブ連合会会長表彰が行われた。滋賀県からは次の四個人四団体が表彰を受けた。
過去十年以上にわたり老人クラブの役員等として育成指導に努め、その功績が顕著であり、現在も老人クラブの発展向上に努めている人に贈られる老人クラブ育成功労者等厚生労働大臣表彰には、西岡英一郎さん(87、日野町、元県老人クラブ連合会理事)と西村禮次郎さん(85、大津市、南梅林町老人クラブかおり会会長、元県老人クラブ連合会理事)が選ばれた。
クラブ結成十五年以上で活動が良好で、かつ、社会奉仕活動等において特に顕著な実績を上げ、他の模範となる「優良老人クラブ」には、勅旨老人クラブ保良会(甲賀市信楽町勅旨地域、宇田文夫会長)が選ばれた。同クラブは、昭和三十四年結成以来、月例集会として教養講座や催事を実施し、会員の参加率は高い。平成二十一年度には五十周年を迎えさらに地域社会の期待に応えるべく努力を重ねている。
連合会結成十五年以上でその活動が良好、かつ、単位老人クラブの研修・組織化等において特に顕著な実績を上げ、他の模範となる「優良市区町村老人クラブ連合会」には、守山市老人クラブ連合会(山本富夫会長)が選ばれた。同クラブは、昭和三十五年結成。連合会の課題である会員数確保のため、芸能発表大会、しめ縄・寄せ植え教室、文化活動等会員以外も参加できる事業に工夫を凝らしている。
過去五年以上にわたり都道府県・指定都市老人クラブ連合会の役員等として育成指導に貢献した人に贈られる老人クラブ育成功労者等全国老人クラブ連合会会長表彰の「老人クラブ育成功労表彰」に浦口祐次さん(84、近江八幡市、元県老人クラブ連合会副会長)と浦谷栄司郎(83、野洲市、元中主町憩之会会長)が受賞した。
また、「優良老人クラブ表彰」には、柑子袋老人クラブ延命会(湖南市柑子袋地区、内林要会長)が選ばれた。延命会は、戦前の「まめ講」を発祥とする歴史あるクラブで教養活動を中心に「健康・友愛・奉仕」の老人クラブの理念を実践しており、会員の参加率が高く、他の模範として評価された。
「優良郡市区町村老人クラブ連合会表彰」には、近年は子どもの見守り活動に積極的に取り組むとともに、「さわやか大会」を開催するなど会員相互の仲間づくりに努めている野洲市老人クラブ連合会野洲地区(野洲市野洲学区地区、柴原喬会長)が選ばれた。
全国老人クラブ連合会は、老人クラブの全国的な発展向上と高齢者保健福祉の増進に寄与することを目的に昭和三十七年に創立、今年で五十周年を迎えた。滋賀県の老人クラブの状況(三月三十一日現在)は、老人クラブ数千七百六十四、加入者数十一万三千百十八人、加入率(六十五歳以上人口に対する加入者の割合)は三八・七%と低下傾向が続いており、活動の活性化のために「若手加入者」の獲得が課題となっている。






