維新パーティー出席の真偽調査
◇全県
武藤貴也・自民党県第4選挙区支部長が先月十二日の大阪維新の会の政治資金パーティーに出席していた疑念が持たれている問題で、自民党県連(会長=辻村克県議)は今月十二日に同氏を県連に呼び事実確認を行ったのに続き、十五日にも同氏を呼び苦言を呈した模様だ。同党県連は二十日に政経パーティーを開催するだけに、早期決着が望まれる。 【石川政実】
武藤氏はパーティー出席を否定
本紙が四日付で報じた「武藤氏、維新パーティーに出席か」の記事が波紋を呼んでいる。
衆院選4区の県会議員、市議らは、二十日の自民党県連の政経パーティーに向け、支持者にパーティー券(二万円)のお願いに奔走中だが、「記事が本当なら、券は買わない」と突き返されるケースが相次いでいるという。
頭を抱えた同党県連では九月定例県議会の閉会日の十二日、武藤氏を事務局に呼んで真偽をただすことになった。
出席したのは、辻村会長と4区選出県議の高木健三氏(近江八幡市選出)、有村國俊氏(同)、宇賀武氏(東近江市)、小寺裕雄氏(同)、家森茂樹氏(甲賀市)=県連幹事長=、富田博明氏(同)の七人。
各県議からは、厳しい質問が相次いだという。
辻村会長によると「武藤氏は先月十二日の維新の政経パーティーには出席していないが、その近くまでは行った。また(選挙協力などを探ろうと別の日かに)維新の会と接触を図ったと釈明した」という。
また辻村会長は「維新の会との接触は、支部長が直接することではない。支部や県連の役員に相談すべきだ。むしろ時間があるなら後援会づくりに励むべき。また二十日の自民党県連の政経パーティーで、支持者から詰め寄られた場合、しっかり説明できるのか心配だ」と苦言を呈したという。
県議らが詰問した背景には、武藤氏と面識のある人物が先月十三日、自民党県連に電話し「昨日の維新の会のパーティーで武藤氏に出会ったが…」と問い合わせていたことが挙げられる。自民党県連担当者は同日、県連幹事長に報告した。石田祐介県議も、知人である大阪府議から同様の情報を受けている。本紙も、裏付け取材を行った。
さらに辻村会長と宇賀県議は十五日、武藤氏を再度、県連に呼んだ。
辻村会長は「県連の政経パーティー以降、4区の支部役員会や支部総会を開き、きちんと説明するよう要請した。自分でまいた種は、自分で刈り取れということだ」と本紙取材に答えている。
4区の役員の一人(町議)は「まずは県連の三役なりが証人に会うなりして、事実関係を押さえるべきだ。この問題の解決が遅れれば、1~3区にも影響が出てくる。将来性のある武籐氏への配慮もしっかりしてもらいたい」とくぎを刺す。
衆院選が間近に迫る中、公認問題も絡んで自民党県連の今後の成り行きが注目されるところだ。







