エレベーター死亡事故
◇全県
金沢市のホテルで清掃会社のパート従業員がシンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれて死亡した事故を受け、滋賀報知新聞社が、滋賀県内の公共施設における同社製エレベーターの設置状況を調べたところ、二十四基(六日現在)あることが分かった。事故を受けて同社は、永源寺ダム管理施設などで緊急点検を始めている。
県と大津市の公営住宅など
緊急点検、一部で始まる
シンドラーエレベータ社製のエレベーターが設置されているのは、表で示す通り、県施設十二基、大津市施設十二基で、このほかの十六市町は〇基、東近江と甲賀の二市は調査検討中で「正確な数字を把握していない」としている。
設置施設の内訳をみると、県は、県営小平井団地(栗東市)六基▽田代ヶ池団地(湖南市)三基▽大津港旅客ターミナル(大津市)一基▽大津港地下駐車場(同)一基▽永源寺ダム管理施設(東近江市)一基―となっている。
緊急点検については、県営住宅所管の県住宅課は「事故が起こったエレベーターとはタイプが違うのでとくに問題はないと考えているが、年一回の法定点検だけでなく、シンドラー社が独自で今月中に点検することになっている」としている。
永源寺ダム管理施設は五日、同社が緊急点検を実施。大津港の旅客ターミナルと地下駐車場は予定していない。
一方、大津市営施設の設置は各一基ずつで、具体的には▽仰木の里市民センター▽老人福祉センター▽勤労福祉センター▽仰木の里団地▽坂本一丁目団地▽穴太団地B棟▽真野中学校▽田上中学校▽打出中学校▽瀬田東小学校▽瀬田南小学校▽新瀬田浄水場―となっている。
同市建築課は「シンドラー社は国内で設置する自社製のエレベーターのうち、事故のあったタイプと同じものは八割で連絡したとしているが、残り二割はどうなっているか分からない。そのことを含めて同社に問い合わせしている」とした。







