「夢を持ってあきらめず」後輩にメッセージ
◇近江八幡
今年のドラフト会議で東北楽天イーグルスから二位指名を受け、プロ野球選手として歩み出すことになった八幡商高出身の則本たかひろ投手が二十一日、同校を訪問し、二学期の終業式が行われた体育館で入団報告を行った。同校出身のプロ野球選手は四人目。
則本投手は、同校野球部ピッチャーとして活躍、一年生の夏からベンチ入りし、卒業までに滋賀大会ベスト四などの好成績を残し、三重中京大学に進学。大学が閉校になる逆境の中で、ことしの春、秋の明治神宮野球大会連続出場などエースとしてチームを引っ張った。
スーツ姿で現れた則本選手は、拍手で迎えた後輩たちを前にちょっと緊張した面持ちで入場。プロフィールの紹介のあと一礼してステージに上がった。
「高校時代は、甲子園出場の夢は叶わなかったので、どうしても勝ってやるという強い気持ちで大学に入った。(閉校が決まって)選手が減っていっても、みんな仲が良く、チームワークで大会に出場出来た。今、私があるのは、周りの人がいたことで頑張れたのであって一人の力ではない。感謝をしている。プロになって活躍することが恩返しになると思う」と話し「みなさんも夢を持って、あきらめずに頑張って下さい。親や周囲の人への感謝を忘れずに」とメッセージを送った。
辻井校長は「後輩の指導にも来て下さい。頑張れば願いは叶うということを後輩に教えていただきました。プロの世界で立派な投手として活躍されることを祈っています。田中投手をしのぐ選手になってください」とエールを送った。
この後、入団記念に「ピッチングマシン」と「ボール」を贈呈し、後輩から贈られた花束を胸に期待の拍手の中、会場を去った。







