観光、交流など意見交換 次回は東近江市で開催
鈴鹿山脈を境に隣接する滋賀、三重両県八市町の首長が、あらゆる分野の交流について話し合う「鈴鹿山麓無限∞会議」の初会合が二十四日、三重県菰野町役場で開かれた。
地域自らの責任において行政運営を行うことが求められているなか、それぞれの自治体において独自色を強めた取り組みが展開されている。しかし、社会構造が大きく変化し、さらに将来予測がきわめて難しい時代を乗り越えて行くには自治体間が連携を深めていくことも有効な手法。
また近年、新名神高速道路や国道421号石榑トンネルの開通で両県を結ぶ交通環境が向上した。無限会議は、県境や経済圏を越えた広域連携によって、持続的な地域の活性化策や振興策を具体化させるのが狙いで、鈴鹿山麓一帯の魅力を高める。
参加者は、滋賀県から小椋正清東近江市長、中嶋武嗣甲賀市長、藤澤直広日野町長、三重県からは日沖靖いなべ市長、武内彦司四日市市長、大森秀俊鈴鹿市副市長、櫻井義之亀山市長、石原正敬菰野町長が出席した。
キックオフとなったこの日は、鈴鹿山脈が見渡せる菰野町の展望ロビーを会場に、石原町長が「県境をまたいで連携を深め、互いの基礎自治体としての足腰を強めましょう」とあいさつがあり、会長に石原町長、副会長に小椋市長が選任された。
続いて、八市町間の相互交流や観光振興、住民交流、鈴鹿山脈資源活用について意見交換があり、今後取り組みたい事業について「人を引き寄せるような山岳ルートの共同整備」「生産が活発である茶を持ち寄ってのコンテスト」等のアイデアが出された。
同会議発足について、小椋市長は「すでに永源寺地域では三重県との個人交流が盛んだが、行政が関わることでもっと広がりをもたせたい。また、道路を整備することで産業も大きく発展するため、この会議が起爆剤となって国道421号線の整備を国に要望したい」と話し、今後の会議に期待している。
会議は年二回開催する予定、次回は来年四月に東近江市で開く。







