「憲法学からみた糸賀一雄の現代的意義」
◇全県
糸賀一雄百周年記念懸賞論文の受賞者が決定した。この懸賞論文は、戦災孤児や障害のある児童を対象とした全寮制「近江学園」を設立するなど、誰もが暮らしやすい共生の社会づくりを目指した糸賀思想の今日的意味を明らかにし、社会に役立てることを目的としたもので、全国三十六人から三十四編(うち共同執筆二編)が寄せられた。
表彰は、最優秀、佳作のほか、審査委員会特別推薦が設けられ、論文は来年三月二十九日、三十日の記念式典にあわせて、記念論文集として発行される。
最優秀は、西日本短期大学教授の山崎将文さん(55)=福岡県=の「憲法学からみた糸賀一雄の現代的意義」。
佳作は、大阪市立西淀川特別支援学校教諭の垂髪(うない)あかりさん(32)=大阪府=の「『横(横軸)の発達』に込められた願いを未来へ読み解く」、立命館大学大学院社会学研究科博士前期課程二回生の黒川真友さん(28)=京都府=の「糸賀一雄の福祉思想の形成と近江学園保母の生活と実践」。
また、審査委員会特別推薦として、社会福祉法人大木会施設長の川本幸一さん(51)=滋賀県=の「時代と施設に翻弄されたIさんの人生から見る糸賀思想の先駆的実践と福祉のこころ」が選ばれた。「具体的に時代を生きた障害のある人を描き、貴重」というのが推薦理由となっている。










