第29回びわ湖新年互礼会
◇東近江
初春を“母なる湖”琵琶湖上で迎え、新年の目標や抱負とともに賀詞を交歓する滋賀報知新聞社の「第二十九回びわ湖新年互礼会(隆昌祈願祭)」が九日、琵琶湖汽船ミシガン船上で開催された。陽光に輝く湖水と、雪化粧した山々の清々しい景観に抱かれ、県市町の首長、国会議員、県・市・町議、経済界・文化界・行政のリーダーら約百人は、市神神社による隆昌祈願祭とお神楽「豊栄舞」で今年一年の隆昌を祈り、互礼会で新年の誓いを立てた。
冨田正敏滋賀報知新聞社長は「自公政権が衆参両院で過半数を取り、政治が大きく進む時期がきた。『強い国』へ物事をすぐに決めることができるようになったが、民意を反映しないで決まることにも。我々地方紙ははっきりと目を据え、政治の是々非々を問いただす」とあいさつした。
さらに、子どもたちに日本近代史を教えることの必要性を強調して「しっかりとしたふるさとを築けば、しっかりとした滋賀県、しっかりとした国家が育つ」と述べ、『メイド・イン・ジャパン』を合い言葉に真に強い国家をめざすと共に、全国の地方紙が地方自治にもしっかり目を据えることを誓った。
西嶋栄治副知事は、「国体の二〇二四年開催で、スポーツ振興、選手強化、国民の健康や観光誘客、地域経済の活性化につなげる。“住み心地日本一の滋賀”計画作成の仕上げの年、活力ある滋賀の創造をめざす。災害への危機管理機能強化、地域防災力向上に努め、こどもの命を守る施策を重点に取り組み、安心安全な滋賀を次代に引き継ぐ」という嘉田由紀子知事のメッセージを紹介した。
参加の衆参両院議員六人が整列し、上野賢一郎氏「景気経済の回復を最優先に、仕事、雇用、所得を生み出す」、大岡敏孝氏「教育改革、インフラ整備をしっかり」、武村展英氏「琵琶湖再生法を成立させる」、武藤貴也氏「今年は安全保障の年。安倍政権のカラーを出す」、岩永裕貴氏「現場主義で、ムチを入れられなくても走る馬でがんばる」、林久美子氏「野党として、財政や外交のリスクに備えた政策提案」と抱負を披露した。
小椋正清東近江市長は「中部経済を取り込み進出するような攻めの仕事が必要。みなさんと共に東近江地域を強く、豊かに」などと市長就任二年目へ意欲を示した。また、参加県議代表で山田実氏が「二月議会で議員定数の議論が始まり、七月には知事選挙がある」と大切な年を強調した。
このあと、中村功一滋賀中部政経文化懇話会会長による琵琶湖への感謝の思いを込めた乾杯の発声で、新年宴会に移った。








