市民団体が県警へ告発状提出
◇全県
放射性物質を含んだ木材チップが高島市の鴨川河口の河川敷に不法投棄された問題で、市民団体「滋賀県放射性チップを告発する会」のメンバーは三十日、福島県内の製材会社から排出された木材チップを共謀して河川敷へ違法に投棄したとして、関わった業者らに対する捜査と処罰を求め、県警へ告発状を提出した。
この問題は、業者らが昨年三~四月、県有地に木材チップを厚さ二十~三十センチ、五百メートル以上にわたって不法投棄したもの。当初は告発された業者が搬出するとしていたが、着工直前に別業者に変更された。県は具体的な内容を明らかにせず、周辺住民からは不安の声が出ている。工事完了は一月末の予定だったが、ずれ込んでいる。
市民団体の共同代表である畑明郎・元大阪市立大学大学院教授は「本来は県が告発すべきだった」と指摘し、同じく共同代表の石田紀郎・元京都大学教授は「地域の安全性を確保するとともに、全国で同じ問題が起こらないよう、なぜチェックできなかったのか明らかにしてほしい」と述べた。







