撤去完了は今月下旬にずれ込む
◇全県
放射性セシウムを含んだ木材チップ約三百九十立方メートルが高島市の鴨川河口の河川敷に不法投棄された問題で、県は三日、木材チップの撤去作業の完了が当初の一月末から今月中下旬までずれ込む見通しを明らかにした。
現場の復旧作業は、木材チップの投棄に関わった業者が実施することになっていたが、着工直前になって別の業者に変更。県職員監視のもと、昨年十二月二十四日から作業を実施し、全長五百七十メートルにわたってチップを除去し、袋詰めを行った。
県は作業が遅れた理由として、着手が遅れたことや、積雪などの悪天候、安全確保のため表面の土を削り取ったため、としている。
撤去後は、地元立ち会いのもとで土壌を採取し、放射能濃度を検査するとともに、空間線量率を測定したうえで安全を確認し、その結果を地元住民に公表する。
この問題を巡っては、市民団体が投棄に関わった業者らに対する捜査を求めて、県警などに告発している。







