「アベノミクス、地域に波及させたい」
◇全県
今夏の知事選に向けて、自民党県連が擁立を進めてきた、元経済産業省官僚で前内閣参事官の小鑓(こやり)隆史氏(47)が四日、正式に出馬表明した。
同氏は大津市出身で、県立膳所高校、京都大学大学院物理工学専攻を経て、平成四年に通商産業省(現経済産業省)に入省。同省で中小企業の支援や温暖化対策、内閣官房では成長戦略の策定・実行、産業競争力会議の運営などに携わった。
出馬を決意した動機について、「アベノミクスにようやく火が灯ってきた。成長戦略を地域に波及させたい」と話した。また、東京から見た滋賀県の印象を「経済の回復が遅れており、景況感がよくない」と語った。
ただし、潜在的な可能性として、▽国内で数少ない人口増加県▽高い県民所得▽地の利がよく交通が発達している―として、「資源、時間を有効に使わないと、まさにもったいない。滋賀県をなるべく元気にし、再スタートをきりたい」と述べた。
行政経験を生かした理想の経済政策については、(1)中小企業をはじめとした「ものづくり」の基盤強化(2)人口減少社会を見すえた新しいまちづくり(3)地域に根差したサービス業など新しい産業づくり―の三点を挙げた。(高山周治)







