琵琶湖文化館の収蔵品を紹介
県立琵琶湖文化館の収蔵品を紹介する巡回展が二十八日~五月十一日まで、島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市)で開かれる。主催は、同博物館、滋賀県、滋賀県立琵琶湖博物館など。
これは、昨年一月から静岡、仙台で開催されてきた巡回展の最後を飾るもの。今回の展覧会は、昭和三十六年の開館以来、五十年以上にわたって活動してきた琵琶湖文化館の収蔵品を二部構成で展示公開する。第一部は、同文化館に寄託された文化財を中心とした近江の仏教美術・神道美術、第二部は、滋賀を舞台とする作品や滋賀ゆかりの画家の作品などによる近世絵画となっている。
今回紹介されるのは国宝二件、重要文化財二十八件を含む六十六件百五点の作品だが、主な出品作品は次の通り。
国宝透彫華籠(すかしぼりけこ)二枚(神照寺所蔵)、国宝六道絵のうち人道生老病死四苦相図一幅(聖衆来迎寺所蔵)、重要文化財華鬘(けまん)一枚(金剛輪寺所蔵)、重要文化財帝釈天立像(たいしゃくてんりゅうぞう)一躯(正法寺所蔵)、重要文化財阿弥陀如来坐像一躯(洞照寺所蔵)、重要文化財楼閣山水図(ろうかくさんすいず)曾我蕭白(そがしょうはく)筆六曲一双(近江神宮所蔵)、滋賀県指定文化財叡山図曾我蕭白筆一幅(県立琵琶湖文化館蔵)、鳥禽図(ちょうきんず)伊藤若沖筆一幅(同)。
なお入館料は、一般千円、大学生五百円、小・中・高生三百円。(石川政実)









