県が個別の修繕計画を公表
◇全県
県管理の橋梁のうち約五割が今後二十年で高齢化橋梁(建設後五十年)となる問題で、県はこのほど、各橋梁の修繕計画を明らかにした。
東近江 築81年の御河辺橋など
県管理の十五メートル以上の橋梁七百四十二橋のうち、建設後五十年を経過する高齢化橋梁は、平成二十三年度末時点で全体の八%(六十一橋)だったのに対し、二十年後には全体の四九%(三百六十一橋)へと急速に進行する。これは一九六〇年代の高度経済成長期に建設された橋梁が多いためだ。
今回公表された個別計画によると、対策が実施・予定されているのは二百三橋で、とくに建設後五十年経過する高齢化橋(今年度末時点)=表参照=は五十五橋。
地域別では、▽大津地域10橋▽南部地域1橋▽甲賀地域9橋▽東近江地域12橋▽湖東地域5橋▽湖北地域8橋▽高島地域10橋―で、東近江地域が最も多かった。
このうち最も古いのは、昭和八年の建設で八十一年経過している御河辺橋(東近江市神田町)など五橋。なかでも御河辺橋は橋長三百二十七メートルもあり、計画中の橋梁で最長だった。
このほか、規模が大きい高齢化橋では、湖南市菩提寺の中郡橋の橋長二百二十一メートル、供用年数七十八年、水口橋1の二百三十四メートル、六十年などがある。
この問題を巡って県は平成十七年、定期検査をマニュアル化するとともに、全国的な流れを受けて同二十三年、毎年十二億円を投じる修繕計画(H24~28の前期、H29~33の後期)を策定した。五年に一回の定期点検を実施し、定期点検が一巡する平成二十八年度に結果に基づいて計画を修正する。
(高山周治)








