「みんなと一緒やから続く」岡山学区の活動グループ
◇近江八幡
体力の衰退が現れやすくなる中高年期。いかに健康な毎日を過ごすかは、多くの人々の課題となっている。特に高齢者にとっては、最も身近で重要な問題で、健康維持を望む意識の高まりとともに、その取り組みの輪が広がっている。
近江八幡市では、市が推奨する「いきいき百歳体操」が市内各地域に浸透し、地域ごとに活動グループがあるが、誰もが手軽に無理なく取り組める「ゴムバンド体操」も地域に定着している。
ゴムバンド体操は、市が平成十八年から二十年度まで普及活動を展開し、愛好者が市内各地に広がった。のちにいきいき体操に移行したが、養成により指導者となった人たちが中心となって活動が続けられており、その人気度も継続している。
岡山学区の活動グループもその一つ。現在、六十歳代の女性を中心に三十人が登録。毎週木曜日の週一回、岡山ふれあいセンターに集まって、ゴムバンド体操を楽しんでいる。
幅十二センチ、長さ二メートル前後のゴムバンドをリング状に結び、手足や腰、肩に掛けたり、絡めて体操をする。からだの動作に合わせてゴムが伸縮する力を利用し、その抵抗力により筋力トレーニングにつながる。
退職後にボランティア指導者となった浅岡徹夫さん(72)を手本に参加者全員が動作を合わせる「一、二、三」の大きなかけ声が会場に響いている。
ゴムは、スポーツ店で販売されており、自分の筋力に合った厚さのバンドを選ぶことができ、その種類は色分けでわかるようになっている。
活動の世話役を務める西川豊子さん(83)は「ゴムバンド体操で急激な効果は期待できないが、歩きやすくなったや、疲れがとれるなどの話を聞いています。みんなでやるので続けられるのではと思います。また、同じ目的をもって集まり、会話が出来ることも楽しいです」と話している。







