県政NOW 「健康寿命について思う」
本県の「平均寿命」は、平成二十六年のデータによると、男性八十一・五三歳、女性八十七・二六歳であるそうです。一方、心身ともに健康で自立して活動し、生活できる「健康寿命」が最近脚光をあびております。本県の健康寿命は、男性が平成二十二年の七十・六七歳から、平成二十五年の七十・九五歳と、〇・二八歳伸びており、女性が平成二十二年の七十二・三七歳から平成二十五年の七十三・七五歳と一・三八歳伸びております。このように「平均寿命」と「健康寿命」の差が、男性の場合は約十一年間、女性は約十三・五年間あります。全国順位では、下位の状況であると聞いております。
一方、国民健康保険や介護保険等の社会保障費が、年々増加しておりますが、健康寿命が短いままでは財政的に大きな影響が出てきます。この事は、成人一人当たりの野菜摂取量の増加や、喫煙率の低下等の生活習慣病の予防など、当然の事かもしれませんが、そもそも病気にならずいつまでも健康を維持することが大切であると思います。一般的に、社会的活動の多い人や、外出する頻度が高い方などが長生きされる傾向があると言われております。「病は気から」とあるように、気持ちを明るく保ち、楽しく前向きに生きる姿勢を持つことが何よりも重要です。その為にも、医療・福祉分野だけでなく、グランドゴルフをはじめ、気楽にスポーツが出来る環境整備や、退職後も学びや趣味のサークル等の生きがいづくり、更には、どこにでも出歩ける公共交通網、住環境や職場環境など、多岐にわたる取り組みを行い、社会参加が促進されるまちづくりが大切です。
地域の中で、自分の出来る範囲で、自分なりの役割を持って活動することが、健康寿命の延伸になるのではないでしょうか。







