【県】 新年度の始まった1日、三日月大造知事が県庁で課長級以上の幹部職員に対して今年度の県政について訓示を行った。
訓示の冒頭、三日月知事は県庁職員の志(パーパス)「琵琶湖とくらしを守る。三方よしで笑顔を広げる。豊かな未来をともにつくる。」を改めて確認し、「今年度は2050年の次なる四半世紀へ、いろいろなもののあり方を『リ・デザイン(作り直し)』していこうと呼びかけている」と述べ、「変わらず存在してくれている琵琶湖を真ん中に山川里のつながりを大切に持続可能な共生社会『ともいき ともうみ ともそだて ともにいきる健康しが』をみんなで作ろう」と語った。
続けて、今年度の県政として施策の柱である(1)「こどもこどもこども」=▽子どもの権利を守り、『すまいる・あくしょん』を進化させる。▽笑顔を守れる学校づくりを進める。▽地域と連携した部活動改革に取り組む。(2)「ひとづくり」=▽県立高専開校準備が佳境を迎える。▽県立高校のあり方検討改革先導拠点を作る。(3)「暮らしと健康づくり」=▽ジェンダー平等と多文化共生を追求する。(4)「安全安心な社会づくり」=▽防災力の向上と、犯罪・交通事故発災のない、あっても少ない滋賀を作っていく。▽インフラ整備を進めつつ、総量を考え始める年にする。▽暮らしを豊かにするための地域交通の取り組みを進めていく。▽持続可能な上下水道のシステムを市町と共に検討していく。(5)「産業・経済の基盤づくり」=▽地域の商工業を下支えすると同時に、強み・つながりを生かして新たな産業を創出、産業クラスターを形成していく。▽技術・技能を磨く、鍛えるということについてこれまで以上に意識する。▽これまでにない観光を追求していく。(6)「豊かな自然育む環境づくり」=▽MLGsの中間評価をしながら、琵琶湖の健康をじっくり見る。▽『やまの健康』の取り組みを進める――の6点とそれぞれの具体施策を挙げ、加えて「北の近江振興プロジェクト」に力を込めることや関西広域連合長や全国知事会の重要な役割を担う県として広域の視点をもって仕事を進めることを職員らに伝え、「今年度は県政の審判を受ける年である。業務の『棚卸し』をするように」と述べた。
最後に「ラブの愛、AIのI、出会いの会いの『3つの“アイ”』を大切に、今年度を思い出深い、やりがいのある1年であるよう一緒に頑張っていきたい」と述べた。






