池田ひかるさん個展「蒲生の風景展」
【日野】 日野町大窪出身の油彩画家・池田ひかるさん(29)の個展「蒲生の風景展」がわたむきホール虹(同町松尾)で開かれている。9月6日まで。入場無料。
池田さんは、成安造形大学を卒業し、京都嵯峨芸術大学大学院を修了後、デザイン事務所に勤務。現在はこどものための図書館の広報に転職し、兼業しながらSUNABAギャラリー(大阪府)の展覧会に出展するなど創作活動に励んでいる。
昨年9月には同ギャラリーで学外初個展「村八分」を開催し、同年12月にはアートマガジン「ExtrART file.23(FEATURE:秘めた、この思い)」(アトリエサード発行)の表紙を飾った。今年2月には地元日野町での初個展を西田礼三邸で開催した。公共施設での展示は今回が初となる。
会場では、原画19点と複製画1点の計20点を展示。池田さんが地元の風景と空想の少女を融合して描いた初作品にあたる大学院の修了制作3点のうち2点の原画や、今年7月に完成したばかりの最新作3点(「マネキン」シリーズ)などが並べられている。モデル地を写真と地図で紹介しており、実際の風景と照らし合わせながら作品を鑑賞することもできる。
池田さんは「大学院の修了制作は日野を描き始めた思い入れのある作品。最新作では、田んぼが続いているところに突然マネキンがあらわれる驚きや不気味さが地元の風景の中でも強く印象に残っていたため、そのインパクトを描いた。母校の近隣にあり、成人式会場でもあったわたむきホール虹で個展を開催でき、とても感慨深い」と話している。
開場時間は午前9時から午後5時まで。火曜休館。








