今年度、3つのルート帯 名神・新名神・名阪の広域交通強化
【全県】 名神高速道路と新名神高速道路、名阪国道をつなぐことで広域ネットワーク強化する高規格道路の構想「名神名阪連絡道路」について県は今年度、3つのルート帯(概略ルート)の検討を進めている。名神名阪連絡道路の関連予算は、昨年度比17倍の4170万円(国費含む)に増額されている。
名神名阪連絡道路は、起点の名神高速道路蒲生スマートインター(東近江市)から新名神高速道路土山インター(甲賀市)を経て名阪国道上柘植インター(三重県伊賀市)を結ぶ約30キロの高規格道路。
東西軸3本の大動脈を南北軸でつなげることで、沿線の工業活性化や観光客増加、災害時のう回路、救急医療での活用が期待されている。
県は2018~19年度、幅10キロのルート帯を検討した。今年度はこのルート帯の範囲内で、幅1キロの3つのルート帯を検討し、▽車線数や高架盛土といった道路構造の概略設計、▽どれくらいの交通需要があるか見込みをたてる交通量の推計、▽事業効果や採算性の検討―を行う。来年度は、3つのルート帯を比較・検討し、最適なルートに絞り込む。
同道路をめぐっては、着手する「整備区間」の手前で、ルート選定などの調査を行う国の「調査区間」に指定されている。
早期実現に向けて沿線自治体の甲賀市、東近江市、日野町、近江八幡市、湖南市、竜王町、伊賀市、名張市の滋賀・三重両県の8市が整備促進期成同盟会をつくり、国・県へ要望活動を行い、国から重点的に支援を受けられる「重要物流道路」の指定を目指している。







