改元やドラマの影響で過去最高値
【全県】 県商工観光労働部観光振興局はこのほど、2019年の「滋賀県観光入込客統計調査結果」について、「昨年は延観光入込客数および外国人延観光入込客数ともに過去最高を更新した」と発表した。
同調査は同年1月から12月の観光客の入込状況について、年間入込客数が1000人以上見込まれる観光地779地点を対象に、県内各市町から寄せられた報告をもとに集計を行った。
調査の結果、19年の県全体における年間延観光入込客数は5403万6100人で、前年より149万9900人増加した。増加率はプラス2・9%。宿泊客数は408万1500人となり、前年度より8万9400人増加した。増加率はプラス2・2%。延観光客入込客数、宿泊客数ともに前年の18年も過去最高の数値だったが、19年はそれをさらに上回った。
また、年間の外国人延観光入込客数は67万464人で前年より6万9488人増加し、増加率はプラス11・6%。こちらも2004年に集計を開始して以降、過去最高の数値となったが、このうち宿泊客数は34万2049人で前年比マイナス2・4%の減少となった。
同局は概要分析として、19年は改元に伴う神社仏閣参拝者が増えたこと、甲賀市がNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台となったことやNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に関連付けた観光キャンペーンの展開などの影響があったとみている。
宿泊施設以外で年間観光入込客数が多かった施設ベスト30では、4年連続1位の「ラ コリーナ近江八幡」(近江八幡市)をはじめ、2位「黒壁ガラス館」(長浜市)、3位「多賀大社」(多賀町)などの人気が根強い。また、東近江市内では、施設の一部改修を行った「道の駅 あいとうマーガレットステーション」が9位から7位にランクアップしているほか、メディアに多く取り上げられた「太郎坊宮」がランク外から18位に上昇した。
県は「観光入込客数は5年連続で過去最高値を更新しているが、今年(20年)は新型コロナウイルス感染症の影響で間違いなく減少する」とし、「密を避ける、自然の中で触れ合うなど観光を取り巻く環境が大きく変化しており、今後も注視していく」としている。







