蒲生氏郷公顕彰会副会長が刊行
【全県】 日野町在住で蒲生氏郷公顕彰会副会長を務める福永保さんがこのほど、著書「近江日野が生んだ名将 蒲生氏郷が攻めた城・築いた城」(サンライズ出版)を刊行した。
蒲生氏郷は近江日野の出身で、織田信長や豊臣秀吉の下で活躍した戦国武将。猛将として知られ、数多くの城を戦場としてきた。一方、江戸時代になると松坂(三重県)や会津若松(福島県)を治め、築城にも手腕を発揮している。同書ではそうした氏郷ゆかりの49城について福永さんが文献調査と現地訪問をし、城を切り口に氏郷の人生をひも解いている。
「郷土の偉人である蒲生氏郷公についてより知りたいと思った」と述べる福永さんは定年退職後に県レイカディア大学に通い、城郭研究の第一人者である県立大学の中井均教授の講義を受けて城郭研究への知識を深めた。
同書では、氏郷が幼少期を過ごした日野中野城をはじめ、出陣して攻城した小田原城、築城した2城の支城など、現存しない城も含めて史料から読み解いた成果を紹介しているのに加え、福永さんが実際に現地を訪ねた際のコラムや城の縄張り図なども掲載、読者に現地の様子が分かるような工夫が随所に凝らしてある。
出版に当たり県庁で記者会見を開いた福永さんは「本を通して、これまであまり城に関心のなかった人も当時の雰囲気を感じ、城郭や蒲生氏郷公のファンになってもらえれば」と期待を語った。
同書はB6判。216ページ。同出版の「旅の本」シリーズの一冊として刊行された。価格は2530円(税込)。県内を中心に全国の主な書店で販売中。書籍に関する問い合わせは同出版(TEL0749―22―0627)へ。








