教育や文化交流などについて情報交換
【県】 駐日ブラジル大使のエドゥアルド・パエス・サボイア氏がこのほど県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、新型コロナ禍における在日ブラジル人コミュニティの教育、生活、仕事などについて情報交換を行った。
サボイア氏はブラジル・リオデジャネイロ市出身。1990年にブラジル外務省に入省し、ブラジル政府在ニューヨーク国連代表部、在ウルグアイラテンアメリカ統合連合・南米南部共同市場代表部などで勤務、2003年~07年まではブラジル外務大臣補佐官、17年~18年はブラジル外務大臣官房長を歴任し、19年3月7日に駐日ブラジル大使として来日した。サボイア大使が来県したのは初めてとなる。
知事室を訪ねたサボイア大使とジョアン・マウリシオ・デ・カブラル・メーロ在名古屋ブラジル副総領事、ティアゴ・オスチ駐日ブラジル大使館金融政策及び投資部二等書記官は三日月知事に挨拶し、友好の印として桜の花とブラジル国花・イッペーの黄色の花でデザインされた置物を贈り、三日月知事は返礼として県の陶芸家による桜と竹生島が描かれた作品を贈った。
対談で三日月知事は、県内にあるブラジル人学校の日本ラチーノ学院(東近江市甲津畑町)やコレジオ・サンタナ学園(愛荘町長野)などを訪問したことに触れ、「私たちも寄り添っていくが、なかなか難しい課題もある。在県ブラジル国籍の人たちのために大使から日本政府へ働きかけをお願いしたい」と述べた。
サボイア大使は「滋賀県知事はブラジル人のコミュニティの為にいろんなことをしてくださって、ブラジル人の友達という存在だ」と述べ、「日本政府とも連携していくよう努力する」と応じた。さらに「ブラジルと日本、滋賀でつながりができることは大事だ」と語り、今後、ブラジルの食文化などの紹介について県と連携した取り組みを希望した。
県内には昨年末現在、3万人以上の外国人が居住しており、そのうち9000人以上のブラジル国籍の人が暮らしている。また、同国リオ・グランデ・ド・スール市とは1980年に姉妹県州協定を結んで以来、交流を重ねており、縁の深い県の一つとなっている。







