海外協力隊員が知事に帰国報告
【全県】 2017年度~19年度に派遣された県出身のJICAボランティアの帰国者がこのほど県公館(大津市京町4)で三日月大造知事を表敬訪問し、現地での活動やコロナ禍の海外協力隊で感じたことなどを報告した。
同ボランティア隊は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する政府開発援助の一事業。日本の青年男女を開発途上国へ技術協力ボランティアとして2年間派遣して国づくりのための「草の根協力」を行う。青年海外協力隊(JV)、シニア海外協力隊(SV)、日系社会青年海外協力隊(NV)などの事業がある。県からは今年8月末現在まで、JVに延べ452人、SVに延べ71人、NVに延べ22人が参加した。
今年は新型コロナウイルス感染症の世界的なまん延により、派遣中の隊員全員に帰国指示が出され、多くの隊員が任務途中での帰国を余儀なくされるという異例の措置がとられた。また、19年度3次隊以降は派遣延期となっている。
このたび、帰国したことを三日月知事に報告したのは次の6人。表記は名前、年齢、居住市町、派遣事業、派遣国、職種や指導科目の順。
▽金沢正文さん(63)草津市、SV、マーシャル、廃棄物管理・処置▽渡辺延広さん(63)彦根市、SV、パプアニューギニア、農業機械▽近藤ゆみさん(28)甲賀市、NV、ブラジル、日本語教育▽夏原宏充さん(35)豊郷町、JV、ボリビア、小学校教育▽冬野由季さん(29)草津市、JV、マラウイ、言語聴覚士▽村田亮さん(32)彦根市、NV、ブラジル、小学校教育。
各隊員から現地の人と取り組んだ活動の様子や、帰国してからも赴任先とオンラインでつながったこと、経験を生かした取り組みを県内で始めたことなどを聞いた三日月知事は「コロナ禍の中、隊員の皆さんの活躍に心から敬意を表します」と労い「貴重な経験をこれからも多くの人に伝えていってほしい」と述べた。







