滋賀地酒10000人乾杯プロジェクト
【全県】 県酒造組合(事務局・大津市打出浜)が県産地酒の需要開発を目的に毎年取り組んでいる事業「滋賀地酒10000人乾杯プロジェクト」が今年は10月2日に実施される。このほど、同組合員らが県庁で記者会見を開き、「日本酒の新たな魅力を県産地酒から感じてほしい」と同事業をPRした。
同組合では、2015年から10月1日の日本酒の日にちなみ同事業を開始。16年には県の「近江の地酒でもてなし、その普及を促進する条例」が施行され、県とも連携して展開してきた。
19年までは県内を中心に賛同する飲食店を乾杯場所として開催、少しずつ参加者が増えていたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で店舗での開催が困難となった。
同組合では「家庭でも気軽に一斉参加できる仕組み」を考え直し、WEBで乾杯を呼びかける形式に変更したところ、事業開始から初めて参加者目標の1万人を達成した。
同組合では今年もSNSなどを介した各家庭からの参加を呼びかけており、午後7時30分の一斉乾杯を目安に、午後7時から動画サイト「ユーチューブ」でカウントダウンコンテンツを生配信する。
一斉乾杯には県産地酒であればどの酒でも参加可能だが、同事業の主要コンテンツには同組合員の県内33蔵の酒をブレンドした「ALL SHIGA33蔵コラボ純米酒」がある。昨年は33蔵の地酒を同じ分量で配合していたが、今年は「より滋賀の地酒をイメージできるよう『濃厚でキレのある辛口』を追求」した新しい「コラボ純米酒」を製造、ラベルも守山市のイラストレーターmais氏が描いた斬新なデザインを取り入れるなど、「日本酒の新しい可能性を感じる仕上がり」になっている。「コラボ純米酒」(350ml、580円)は県酒販組合加盟の酒販店の他、県内の平和堂、丸善、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、草津近鉄、イオン、コープしがで販売している。
さらに、当日配信動画内では三日月大造知事による乾杯の発声、滋賀の地酒をベースに開発された新しいカクテルの実演、蔵元座談会なども予定している。動画は同事業のWEBページ(https://shiga-jizake.net/)から視聴できる。
記者会見で県酒造組合の喜多良道会長(喜多酒造、東近江市)は「参加した人が滋賀の地酒を再発見し、その後も楽しんでもらえるようなイベントになれば」と期待を語っていた。







