会社に28万1600円支払い 各部署に注意文書配付
【近江八幡】近江八幡市は先月23日、子ども・子育て会議で配付した資料「近江八幡市児童福祉の状況」の表紙に使用していた子ども5人が手を繋いで並んだイラスト作品について著作者の利用許諾業務委託を受けている会社(東京都千代田区)から無断使用の指摘を受け、示談金28万1600円を支払ったと発表した。
イラストが使われた資料は、令和3年6月から始まった同会議用の内部資料として担当課職員が作成。職員は資料作成にあたり、インターネットから指摘のあったイラスト作品をダウンロードし、資料表紙の挿し絵として使用。会議終了後、議事録を市のホームページに掲載する際、イラストが使われている内部資料も公開した。
昨年9月、市のホームページにイラストを使用した資料が掲載されていることを知った同社から使用に至る経緯の説明を求める文書が届いたことから市が調査したところ、無断使用であったことが確認されたため、今年4月11日、イラストを使用した令和3年10月から令和5年9月27日までの使用料金分を示談金として同社に支払い和解した。
市は和解にあたり、弁護士と相談。令和5年12月5日、同社と示談書の締結を希望することを同社に伝え、今年1月10日、同社が提案した示談案に応じる形で決着した。
市の聞き取りに対し、資料を作成した職員は、ダウンロードしたイラスト作品が無料(著作権フリー)で使えるものだったか、覚えていないと話しているという。
市は、事案発覚後の令和5年9月29日、各部署宛に総務部長付で、インターネット上のイラスト等使用の際には、著作権者が誰であるかを示す識別情報や権利関係が明確で、真に自由な使用が許諾されているかを十分に確認し、不明確なものについては使用を控えるよう留意を促す通知文を配付した。






