開館10周年記念展 歩みを振り返る19点展示
【東近江】 五個荘にゆかりを持つ日本画家・中路融人(1933~2017)の作品を所蔵する中路融人記念館(東近江市五個荘竜田町)が今年で開館10周年を迎える。同館では、これまでの企画展を振り返る「10YEARS―中路融人記念館のあゆみ―」が開かれ、多彩なテーマや視点から作品の魅力を伝えている。
開館5周年時にも開かれた企画展で、今回も過去5年間で実施した約20回の企画展の中から代表作やスケッチ画など約19点を学芸員が厳選した。
会場には、中路氏とゆかりある画家とのコラボ企画展に展示した作品をはじめ、下絵から本画が完成するまでの過程をたどれる作品、琵琶湖畔や富士山など滋賀の原風景や全国各地の名勝を四季折々に描いた作品など、自然を愛した中路氏のまなざしが感じられる風景画の数々が並ぶ。
企画展の中には、コロナ禍に実施した子ども向けの企画も紹介。地域住民が日本画に親しめるよう工夫を凝らしたワークショップなど、当時の体験の様子も伝えている。
同館の福井瞳学芸員は「下絵やスケッチ画なども所蔵する当館ならではの企画展を続けてきた。その文化的価値を知ってもらい、今後も地元の方々に親しんでもらえるような展示をしていきたい」と話す。
展示は5月17日まで。会期中の休館日は月曜日(5月4日は開館)と4月30日、5月7日、8日、12日、13日。入館料は大人300円、小中学生150円。問い合わせは中路融人記念館(TEL0748―48―7101)へ。







