楽団員を随時募集!
【東近江】 楽団がない東近江市で、市民楽団「東近江市吹奏楽団」が新しく発足した。運営する八日市文化芸術会館(東近江市地域振興事業団)は随時団員を募集している。同楽団で指導など総合アドバイザーを務める東近江市出身の岡山理絵さん(神戸市室内管弦楽団オーボエ奏者)は「世代を超えた地域の人たちの交流の場になれば。東近江市の楽団として楽しく活動し、皆さんの活動をサポートしたい」と呼びかけている。(古澤和也)
「東近江市がもっと音楽あふれるまちに」と設立した東近江市吹奏楽団。来年3月に開催予定している設立記念の第1回演奏会に向けた楽団員の募集で、5月12日の第1回目の合同練習を皮切りに活動が始まる。
東近江地域ではかつて、県下3番目の市民吹奏楽団として「八日市吹奏楽団」が1973年に結成され、中高生の育成や生涯学習の場として地域の吹奏楽の発展に貢献してきた。2005年の東近江市誕生に合わせて「ウインドソサエティ東近江(WiSH)」と改称し、以降も活動を続けてきたが、団員の減少などに加えコロナ禍が重なったことで、楽団の長い歴史に幕を閉じることになった。
市民楽団は、吹奏楽を続ける中高生らにとって高校卒業後の活動の場でもあったが、そのままやめてしまう生徒も。また、趣味や生涯学習で演奏を楽しむ市民も市外の楽団へ入団する状況にあり、吹奏楽の文化を絶やしてはならないと、同会館が市民楽団の創設に動いた。宝くじの助成金を活用して再結成に取り組み、東近江市吹奏楽団として今年、新たなスタートを切った。
前身の楽団から無償で楽器を譲り受けることもできた。楽団を運営する同館職員の端洋一さんは「一つの音楽を作り上げる楽しさを味わってほしい」と、幅広い年齢層が合同で音楽を作る市民楽団の魅力を語る。「劇場が運営する楽団として強みを生かし、良い音楽に触れてもらいたい」と運営にも力を込める。
講師は、かつて八日市吹奏楽団のメンバーで、現在は神戸市室内管弦楽団で活躍する岡山さんを総合アドバイザーに迎え、有名楽団のプロの演奏者らが務める。募集団員の対象は楽器演奏の経験がある人。参加費は月1千円程度で、練習は月2、3回を予定。現在は10代から60代までの17人のメンバーが集まり、来年3月に開く演奏会に向けて日々練習に励んでいる。
岡山さんは「何よりも仲間が集まることで吹奏楽は楽しくなる。交流を楽しみ、音楽があふれるまちになれば。見学からでもいいので気軽に参加してほしい」と話す。募集に関する問い合わせは、同会館(TEL0748―23―6862)まで。







