木の温もりが感じられる工夫 林さん(建築業)が八幡幼稚園に
【近江八幡】近江八幡市立八幡幼稚園に真新しい靴箱が寄贈され、園児たちに喜ばれている。
同市出町で注文住宅の華建築(株)を営む林孝志氏さん(59)が寄贈したもので、林さんは親子3代にわたり通園。子どもが通園していた時は、PTA会長を務めた。現在は孫が通っている。
家族が長年通った親しみのある幼稚園に何か、できることはないかと、同園に相談したところ、靴箱の希望があり、自社で家具などを製作している専門の職人によるオーダーメイド品を贈った。
寄贈された靴箱は園と幾度も協議し、園児たちが使いやすく、教師も扱いやすいサイズに仕上げられ、縦横4つの靴箱が備わった1台16人用、計6台で、合わせて96人分の園児が使える。木枠は板材を二重に重ね合わせた構造で軽量化を図り、外枠は木目を活かした木の温かみが感じられるよう磨かれている。また、上靴を置く棚は、先生も入れられるように上下に移動できるようになっている。入園式に間に合うよう各教室のテラスに設置された。
10日午前9時から市役所で寄贈式が行われ、小西理市長は「園の希望を叶えていただき、大変有り難く、感謝申し上げます」と謝辞を述べ、「市内で培わせているこうした製作技術を知ってもらうことは大切だと思います」と話した。
林さんは「靴箱は毎日使うものであり、朝一番の登園時に園児たちが新しい木目調の靴箱を見て、きょう1日を元気で楽しく過ごそうと思ってもらえたらうれしい」と話した。








