高校2年生の黒川琉伊さん
【東近江】 琵琶湖の魚を魅力いっぱいに伝えた当時中学3年生の黒川琉伊さん著書『はじめてのびわこの魚』(能美舎・2022年)の原画展が、能登川図書館で開かれている。6月8日には黒川さんによるトークイベントも予定している。
大津市出身で現在高校2年生の黒川さんは、幼い頃に琵琶湖の魚に興味を持ち始め、琵琶湖博物館などに通い詰めては魚たちの絵を描いて親しんできた。小学5年生の時には「ラムサールびわっこ大使」として滋賀県代表で世界湖沼会議に出席するなど、いまも魚の生態や環境などについて広く見識を深めている。
今回の企画展では、黒川さんの著書『はじめてのびわこの魚』に登場する絵の原画42点を展示している。魚たちの躍動感あふれる姿に加え、約200種の色鉛筆を使った黒川さんが描く魚たちはとても色鮮やか。太陽のもとでじっくりと観察してきた黒川さん特有の色合いで表現され、琵琶湖の固有種ニジマスも、文字通り虹がかかったような色使いで来館者の目を引きつけている。
また、魚の生態や特徴も文字で分かりやすく伝え、魚を通じて琵琶湖の環境保全に対しても黒川さんの言葉で訴えている。
同館職員は「黒川さんが気づいたことが絵と文字で素直に表現されている。その熱意を原画を通して感じてほしい」と話す。
展示は7月7日まで。トークイベントは6月8日午前10時半から。定員40人(要申込・先着)。参加無料。申し込みと問い合わせは、能登川図書館(TEL0748―42―7007)へ。









