県から10年ぶりベスト消費者サポーター章
【東近江】 国の「令和6年度消費者支援功労者表彰」で東近江市中野町の井関真子さんがベスト消費者サポーター章として表彰された。同サポーター章の表彰者が県内から選ばれるのは10年ぶりとなる。井関さんにはこのほど県庁で三日月大造知事から表彰状と記念品が授与された。
同表彰は、消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍している個人やグループを対象に関係省庁や都道府県、政令指定都市、独立行政法人国民生活センター、広域的な活動を行う消費者生活関係団体が推薦し、毎年、消費者庁が被表彰者を選定している制度。内閣総理大臣表彰と、内閣府特命担当大臣表彰、ベスト消費者サポーター章の3種類があり、このうちベスト消費者サポーター章は活動に顕著な功績があった被表彰者を都道府県が実施する消費者月間イベントなどで表彰している。
井関さんは、近江八幡市、滋賀県消費生活センターの消費生活相談員として27年以上にわたり消費生活相談業務に従事、困難事例にも粘り強く取り組み、多くの消費者被害の救済に貢献してきた。また新規相談員の指導育成にも尽力し、消費者教育・啓発においても、出前講座の講師として対象者ごとに工夫を凝らした資料を作成、相談事例を基にした分かりやすい講座を行うなど消費者支援に尽力してきた功績が評価され、県が同表彰に推薦した。
井関さんを表彰した三日月知事は「いろいろな相談に乗ってこられ、また近年では新しい内容の相談にも対応していただいている」と感謝を述べ、「県内にもまだ相談までたどり着いておらず、悩んでいる消費者もいる。県も周知広報に力をいれていくので、これからも現場でのご活躍を頼りにしています」と述べた。
井関さんは「これまで指導してくれた相談員の先輩方や一緒に取り組んでいる仲間たちのおかげの表彰だと思っている」と述べ「近年はインターネット関連の相談が多様な年代から寄せられるようになってきたなど、日々新しい相談への対応が求められる。また、若い人に消費者支援についてどう伝えるかという課題もある。これからも県内の相談員の力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。







