デジタル人材育成を強化 夏には新たなコンピューター室
【東近江】 高等学校のデジタル人材育成に資するICT環境を強化する文科省の補助事業で、滋賀学園高校(東近江市建部北町)が、今年度から始まった「DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)」に指定された。
国の推計では、デジタル人材は2030年には最大約79万人が不足するとみられ、DXハイスクール事業でデジタル成長分野を支える人材の育成を大学入学前から強化する。全国1010校が指定され、県内では滋賀学園高校を含めて11校が指定された。
同事業では、将来のデジタル人材育成をめざして、情報、数学などを重視したカリキュラムのほか、ICTを活用した探究的な学びを強化して行う学校を支援する。
滋賀学園高校では、10年前からICTを活用した学びを取り入れており、2023年には高性能パソコンや大型壁面パネルを備えた「デジタルクリエーターズルーム」を整備するなどデジタル教育に力を入れている。
同施設は、世界をけん引するゲーミングブランド「msi」が世界で初めてトータルプロデュースした施設で、ゲームプログラミングやウェブデザイン、動画制作などの充実したカリキュラムで活用し、次世代のデジタルクリエイターを育成する。
さらに今年夏にも新たなコンピューター室が完成予定だ。整備は夏季休暇に実施し、完成後のオープンキャンパスで来場する生徒・保護者に体験してもらいたいとしている。
同高では今回の国指定を受けて、教育内容のさらなる充実や新たなデジタル教育環境を整備し、実践的な学びの場を提供する。従来のプログラミングやデータの活用などを学ぶ必修科目「情報・」に加えて、発展的な科目「情報・」を2026年度に開設する予定。
森耀一事務局長は今回の指定を受け、「地域社会で活躍するデジタル人材を本校から一人でも多く育成したい」と抱負を語っている。








