近江八幡市に370万円 一般財団法人・村松報恩会
【近江八幡】近江八幡市末広町の一般財団法人・村松報恩会は先月29日、市内の児童図書の充実のためにと市に370万円を寄付した。
寄付は、平成元年(1989年)の財団設立以来、毎年続けており、旧安土町と合併後は安土と老蘇小学校、安土図書館にも範囲を広げ、学校図書をはじめ、子どもの読書環境の充実に支援を続けている。
同財団は、次代を担う優れた人材の育成をはかり、個性豊かな教育の振興に寄与することを目的に設立され、村松安雄理事長個人の資産を財団に寄付し、その運用で得られた利益を毎年、市内小学校と市立図書館の児童文庫充実に役立てている。
午後4時半から武佐コミュニティセンターで行われた贈呈式では、村松理事長から小西理市長に目録が手渡された。
あいさつに立った小西市長は「長年に渡り、子どもたちのために多額の寄付をいただいていることに心から感謝申し上げます。学校においては、ご寄付により、児童たちにしっかり本が届く体制が整って来ました。また、移動図書館車など多様な形で活用させていただいております。子どもたちの育ちに読書は、重要な要素と位置付け、本市では子どもの読書に力を入れているところであり、大切に活用させていただきます」と感謝した。
村松理事長(83)は「初代理事長の父親の意思を引き継いで、寄付をさせていただいており、今後も続けていきたい。子どもたちの読書環境の充実に活用していただけばありがたく思います」と話した。
寄贈式のあと、小西市長、安田全男教育長らと法人役員らが、学校図書の充実について意見交換した。
同市では今年11月、桐原小学校と八幡東中学校で県学校図書館教育研究発表大会が予定されている。







