コンパクトシティ化構想の推進・見直し・中止争点
【竜王】 竜王町長選挙(16日投開票)が11日告示され、無所属新人の山添みゆき候補(61)と3期目を目指す無所属現職の西田秀治候補(72)=自民竜王支部・公明東近江支部・立憲県連・国民県連・連合滋賀推薦=、無所属新人の畑明郎候補(78)が立候補届けを提出し、三つ巴の戦いになった。届け出順。
山添候補は、地元・林の選挙事務所前で出発式を行い、支援者約200人が見守る中、「女性で初めて竜王町長に挑戦する山添です」と第一声をあげた。そして、30人以上の大量離職が続く役場の状況を述べ「まず町職員がしっかりと尊厳を守られ、皆様のために心を込めて仕事ができるよう執行体制を整えたい」と決意を語った。
役場前で行った街頭演説では、現町政のコンパクトシティ化構想について、「物価高騰により当初計画のままでは借金が膨らみ続ける」と見直しを訴え、借金抑制案として「出生数が50人を切る町の現状に合わせた両小学校の統合」、「町食材持ち込みの給食センター外部委託」などを挙げたが「これはあくまで方法論。町民との対話で必要な見直しをしていく」と述べた。
西田候補は、苗村神社(綾戸)で支援者約250人を前に出陣式に臨んだ。この中で人口減少の取り組みとして、現在進めている「コンパクトシティ化構想」を挙げ、「中心部に利便施設を集め、多くの方々、とくに若い人に住んでもらう。小学校は50年を超え古くなっている。子どもは新しい環境でしっかり勉強できる環境が必要」と重要性を訴えた。さらにインフラ整備では、日野川流域の河川改修、国道8号線の整備について「やっと前に進みつつある」と意欲を見せた。
続けて、「決してムダな施設の整備でない。教育施設は子どもへの投資だ。今やらなければいつやるのか。しっかり取り組み、町をしっかり育てあげたい」と、3期目への支持を求めた。
畑候補は、小口の選挙事務所前で支援者60人を前に出発式を行った。美松台コミュニティホール前(山面)で行った街頭演説では、「コンパクトシティ化構想がこのまま進めば、借金は大きく膨らみ子どもや暮らしの予算が削られる」と中止を訴え、「3年前からこの無謀な計画を止めようと運動してきた私にとって、この町長選挙は最大のチャンス」と意欲を語った。
また、現コンパクトシティ化構想について、「敷地造成工事が進む新竜王小学校は早くて安全で費用も抑えられる現地建て替えをし、劣悪な冷暖房環境、老朽化の進む給食センターは直ちに建て替えをする。造成中の土地は親子の笑顔があふれる子育て夢パークにする」と中止後の政策を語った。








