観光協会ボランティア協会 6人のプロジェクトチーム
【近江八幡】近江八幡観光協会ボランティア協会の紙芝居部が取り組んでいた新作「ヴォーリズ物語」を制作し、24日ヴォーリズ建築のツッカーハウス(北之庄町)でヴォーリズ遺産を守る市民の会など関係者に披露した。
同市民の会らによりリニューアルされたツッカーハウスが一般公開されたのを機にヴォーリズのことを広く知ってもらおうと、紙芝居部の6人がプロジェクトチームを立ち上げ、昨年3月から制作を進めていた。
完成した紙芝居は、1880(明治13)年、アメリカ・カンザス州レブンワースで誕生し、コロラドカレッジ卒業後、24歳の時(1905年1月)、YMCAの英語教師として県立商業高校(現・八幡商高)に着任。2年後に教師を離職し、キリスト教伝道団体「近江ミッション」や建築設計の「ヴォーリズ合名会社」の設立、幼児教育事業の開始、結核療養院の開院など地域に根ざした社会事業に取り組んだ功績や一柳満喜子との国際結婚、日本国籍の取得、近江八幡市名誉市民第一号の称号受章など、生い立ちから1964年5月7日、83歳で亡くなるまでのヴォーリスが歩んだ生涯を物語に仕上げている。
メンバーが記録写真を下絵に色鉛筆で20枚の絵(A3サイズ)を描いた18分の紙芝居でヴォーリズ役とナレーション役の2人で演じる。
紙芝居部の演目には、「秀次さんと近江八幡」や昔話「朝日の名号」、「白鷺の恩返し」などがあり、学校や高齢者福祉施設、自治会のイベントなどに出かけて上演している。「ヴォーリズ物語」は6作目。
「ヴォーリズ物語」を鑑賞した同守る会の参加者からは「ヴォーリズさんのことがよく分かる内容だった」や「苦労されてつくられたことが分かった」など、好評だった。
プロジェクトチーム代表の小島加奈子さん(76)は「みんなで協力して作りあげました。年代ごとの出来事や建築物が余りにも多すぎてどれを取り上げるか悩みました。月1回の練習の成果があり、きょうの披露で好評価をいただきうれしかった。今後、一部修正を加え、練習を重ねて9月頃には完成させたい」と話している。
今後、ツッカーハウスでの上演を予定しているが、希望があれば出かけて上演する。実費交通費(近江八幡市内2人で千円)が必要。詳しくはQRコード参照。問い合わせは、小島さん(TEL090―1671―8710)へ。







