「琵琶湖の水中遺跡発見100年記念講演会・展示会」
【長浜】 県は8日、琵琶湖に眠る水中遺跡の魅力を再発掘する企画「琵琶湖の水中遺跡発見100年記念講演会・展示会」を長浜市湖北町速水の長浜市湖北文化ホールで催す。
県の「琵琶湖に眠る水中遺跡魅力発掘・発信事業」の一環。
県内には、琵琶湖底をはじめ国内屈指の数である約80か所に水中遺跡が存在し、県の特色ある埋蔵文化財の一つとなっている。縄文時代以来の多様な遺跡がよく残る様相は「国内唯一」とも称される。
県では県内の水中遺跡を「琵琶湖と共に暮らしてきた県民の歴史を生き生きと物語る『滋賀の宝』」とし、文化財保護課が中心となって県内の水中遺跡に光を当て、価値と魅力を県民と共有し、広く国内外に発信することで、「滋賀の宝」として一層の保存・活用を図ること目的に、今年度から同事業を展開している。
また、今年は、日本の水中遺跡調査・研究の発祥地の一つとされる長浜市葛籠尾崎湖底遺跡が1924年に発見されてから100年目となる。これを機に開催する今回の企画を通じ、県では水中遺跡の魅力発信や地域への興味関心の高まりを目指す。
当日は午後1時~午後3時に講演会を開催。同課職員による報告「琵琶湖の水中遺跡の現状とこれまでの調査成果」と県立琵琶湖博物館の妹尾裕介学芸員による講演「湖底遺跡(水中遺跡)の謎に迫る」を予定している。定員250人で事前申し込み無しの当日先着順。入場料無料。
また、展示会として、7日~15日同ホールで大津市粟津湖底遺跡出土品や長浜市塩津港遺跡出土品などを展示する。こちらも入場無料。
講演会・展示会に合わせ、県は水中遺跡を広く知ってもらうための内容や魅力を盛り込んだパンフレットを作成、両会場での配布を予定している。
さらに、特別コラボ企画として、通常日の観覧は電話予約が必要となる同市湖北町尾上の葛籠尾崎湖底遺跡資料館を8日午前9時~午後4時の時間帯は予約なしで観覧できる特別開館を実施する。入館料200円(中学生以下無料)。
同企画は、県の「県北部地域の振興」にも位置づけられており、県では「県北部地域の誇りの醸成や地域活性化につなげる」としている。
同企画に関する問い合わせは同課(TEL077―528―4674)へ。






