東大津高校と龍谷大が包括的連携協定
【大津】 大津市のびわこ文化公園都市に所在する県立東大津高校(大津市瀬田南大萱町)と龍谷大学(同市瀬田大江町)がこのほど「高大連携に関する包括協定」を締結した。今後の世代・校種を越えた取り組みに関心が高まっている。
近接する両校はこれまでも様々な場面で連携した取り組みを実施してきた。特に、同高校は今年4月に文部科学省の「高等学校DX加速推進事業指定校(DXハイスクール)」に採択されたことを機に、学生によるデジタルアート制作・展示の実績がある同大学先端理工学部と連携した課題解決型授業に取り組んでいる。
今回、より積極的な高大連携関係の構築を図ることを目的に、同協定締結につなげた。
協定に定められた連携事項は次の4点。
(1)龍谷大学と同大学短期大学部による東大津高校の生徒を対象とした学習機会の提供(2)同大学と同大学短期大学部の学生に対する同高校の教育現場を体験する機会の提供(3)教職員相互の研修・交流の促進(4)その他両校双方で協議し、必要と認める事項。
協定締結式は同高校で行われ、同高校の馬場光仁校長と同大学の入澤崇学長が協定書に署名した。また、協定後の最初の取り組みとして、締結式後に入澤学長が同高校の1、2年生約700人に対し、「未来を創る」をテーマに講演した。
協定について入澤学長は「問題の解決に志を同じくする関係者が取り組むことで新たな創造となる。今後、さらに高大連携の取り組みを促進し、生徒・学生に興味を深めてもらえる学びを提供していく」と述べ、馬場校長は「これまで、生徒・学生同士の交流は機会が限られていたが、今回の協定でこれまでの関係をさらに発展的に勧め、新しい段階に入ることになった」と述べ、「今後、DXハイスクールの取り組みを軸に、高大連携で地域の活性化につなげていければ」と期待を語った。






