「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」
【大津】 県立美術館(大津市瀬田南大萱町)では3月23日まで、開館40周年記念「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」(主催・同館、京都新聞)を開催している。
昨年、前身の県立近代美術館として開館してから40周年を迎えた県立美術館が実施している記念展の最後を飾る企画。
「ブツドリ」とは、元来、商業広告などで商品(モノ)を撮影することを意味する言葉。同展では、「モノ」を「撮」る行為を広くとらえ、写真史の中で脈々と続いてきた表現の世界を探る。
展示は全6章構成で、重要文化財である明治期の写真原板から、文化財写真、静物写真、広告写真、現代アーティストの作品まで、200点以上の展示品で写真表現の変遷とモノを撮影することで生まれる奥深さを紹介している。
また、展覧会の最後には鑑賞者がスマートフォンなどで「ブツドリ」を楽しめるワークショップコーナーも設置。展覧会を通して感じたことを自分の写真で表現することもできる。
開催に先立ち行われた内覧会で展示を紹介した同館の芦高郁子学芸員は「モノを撮ることに焦点をあて、これだけの作品が集まる機会はあまりない。ぜひ、様々な角度から『ブツドリ』に親しんでほしい」と期待を語った。
同展の観覧料は一般1200円、高大生800円、小中学生600円。問い合わせは同館(TEL077―543―2113)へ。







