駐車場有料化に関するアンケート結果公開
【草津】 県は昨年12月に実施した矢橋帰帆島公園(草津市矢橋町)の駐車場有料化に関するアンケート結果をこのほど公開した。利用者らからは「公園を長く使えるようにするため、一定の駐車場料金を徴収して維持管理に充てることは賛成」、「駐車場が無料という前提で滋賀に行っていたが有料化するとなると、わざわざ県外の滋賀に行くつもりはない(から反対)」、「有料化はやむを得ないと思うが、家の近くに駐車場無料の運動公園があるため、有料になれば行かなくなると思うから(参政反対どちらでもない)」など様々な意見が寄せられたことが分かった。
6割以上が駐車場有料化には反対
子どもたちが安全に遊べる公園望む声も
同公園は下水道用地を有効活用した人工島に整備されている。約22ヘクタールの敷地内には、テニス、グラウンドゴルフなどの有料施設、子どもの広場などの無料施設が設置されており、近年はデイキャンプなどでも人気スポットとなっている。
一方、同公園の公園施設は全体的に老朽化が進んでおり、安全確保のために一部遊具が使用禁止となっている他、利用者数も2014年度の延べ約59万4800人をピークに減少、昨年度は延べ約40万1030人だった。
県では昨年3月、公園全体の魅力を向上することを目的に「矢橋帰帆島公園活性化方針」を策定。「水と自然と人をつなげ、子どもと水を健やかに育む、何度でも訪れたくなる公園」を目指す姿に、30年度までかけて同公園のリニューアルを計画している。その一環として園内の補修をはじめ、既存施設の維持管理を迅速に行うためにかかる費用の一部を受益者が負担する手法として、現在、原則として無料で開放している駐車場の有料化を検討している。
今回のアンケートはインターネットと利用者への用紙配布などで行われ、1352件の回答が集まった。
同結果によると、駐車場有料化への賛否は賛成35%、反対63%(グラフ参照)となり、利用頻度、利用時間が多いほど反対の声が多かった。
また、自由記述には「有料施設でも利用料をとっているのに、さらに駐車場代までとられると負担となる」、「有料にした場合、駐車場以外の場所に停める人が出てくる可能性があるため、近隣の環境悪化が予測される」、「子どもたちが安全に楽しく遊べる公園になれば」などの意見も寄せられた。
同アンケート結果は県下水道課のホームページ(https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/342795.html)で閲覧できる。
県では「来年度中までを目標に同公園駐車場の有料化について検討をしていく」としており、「アンケート結果を利用状況の把握や料金設定などの参考にし、検討をしていく」としている。






