ヴォーリズ来日120周年 バンザイなこっちゃ協議会
【近江八幡】ヴォーリズ来日120周年を迎え、その記念事業を企画運営する「バンザイなこっちゃ協議会」はこのほど、NHK放送センター(東京)を訪問し、ヴォーリズと妻の満喜子を主人公にした朝の連続ドラマ放映の要望を行った。
同協議会は昨年11月、近江八幡市、観光物産協会、近江兄弟社グループ、県など関係団体で発足。ヴォーリズ夫妻とその協力者の活動意義を顕彰し、観光や文化の振興、魅力的なまちづくりへの展開を目的に活動をスタート。NHK朝の連続ドラマの誘致を活動の柱の一つに位置づけている。
放送センターには、森嶋篤雄会長をはじめ、委員の川戸良幸びわこビジターズビューロー会長、顧問の小西理市長らが訪れ、コンテンツ制作局長らドラマ制作の首脳陣らと面談。要望書を手渡した。
同協議会の要望書では、ヴォーリズは1905年、24歳の若さで現在の八幡商業高校の英語教師として米国から来日。その後、建築家として国内外に千棟を超える建築を手掛け、現在も「ヴォーリズ建築」として高い評価と保存活動が続けられていることや、福祉医療、教育の分野にも大きな貢献を果たし、地域社会の課題や問題解説に果敢に取り組んだ精神と足跡は現在も継承され、近江八幡の名誉市民第1号として顕彰されている。
その活動を支えた満喜子夫人は、単身で渡米して児童教育を学び、一時帰国の際にヴォーリズとの運命的な出会いにより結婚。ヴォーリズとともに幼児教育や女性の社会活動に尽力し、女性が社会で活躍する時代の先駆者でもあったと綴り、目的に向かって激動の時代を生き抜いた夫妻のテレビ小説化を熱望している。
また、近代日本の黎明期に、当時としては珍しかった国際結婚により新しい人生を切り開き、生き抜いた夫妻の生涯は、多様化の中で暮らす現代人に知恵や希望、勇気を与えるものであると力説。幸せとは何かを追ったヴォーリズ夫妻の物語を多くに人々に知ってもらいたいと結んでいる。
森嶋会長は「ヴォーリズさんや奥様の満喜子さんの足跡と功績は、今を生きる私たちに元気や勇気を与えてくれるものであり、多くに人に届けたい」、小西市長は「ヴォーリズ夫妻は、過去の偉人でなく、現在も私たちにより幸せに生きていくための指針を示してくれる存在です。夫妻が(近江八幡で)取り組んだ理想の国づくりを連続テレビ小説を通して多くの人に知っていただければと思います」とコメントしている。
26日に講演会開催
ヴォーリズ来日120記念事業の第2回講演会が26日午後1時半からヴォーリズ平和礼拝堂(ヴォーリズ学園5階)で開かれる。
文筆家の甲斐みのり氏を講師に招き、「乙女建築なヴォーリズさん~ヴォーリズさんと旅の楽しみ~」をテーマに、建築を通して甲斐氏が出会ったヴォーリズの人となりなど、魅力を語る。
この後、甲斐氏とヴォーリズ建築の写真家・桃井一至氏のトークセッションが開かれ、ヴォーリズ建築のみならず、思い出や思いを語り合う。入場料千円。当日1500円。午後4時20分終了。詳しくは、QRコード参照。








