12日 ビックレイクでプレイベント
【守山】 様々な障害特性を持つ子どもたちが活躍する日本初のサッカーリーグとして、来年2026年に開幕する「関西障がい児サッカーリーグ(仮称)」のプレイベント「アダプテッドサッカーフェスティバル滋賀~様々な特性を持つ子ども達のサッカー大会~」が今月12日午後1時~午後5時、野洲川歴史公園サッカー場ビックレイク(守山市服部町)で催される。
このほど、同プレイベントを主催する障害を持つ人のサッカーチーム「東近江FCレジリエンス」を運営する一般社団法人「JYUYON14ACADEMY(ジューヨンアカデミー)」が県庁で記者会見を開き、イベントをPRした。
イベント名称に含まれているアダプテッドとは適合したという意味の英語。各種スポーツで参加者の持つ障害などの特性に合わせて柔軟にルールや道具、環境を適合させて実施する競技をアダプテッド・スポーツという。
同法人によると、障害者スポーツの環境は、大人のパラスポーツのように競技性の高いものが多く、子どもが継続して楽しみながら活動できる場はまだ整っていない。さらに、そのこと自体があまり知られていないという課題がある。
また、同法人が2021年に東近江市内全小中学校の支援学級に在籍する児童生徒の保護者620人を対象に行ったアンケート調査では、「約200人の子どもたちが、やりたいスポーツをあきらめている現状があり、その半数以上が、一度は地域のスポーツ少年団やスポーツクラブに参加したが、周囲の障害に対する理解が得られずに退会していた」ことが分かった。
同サッカーリーグは「まずは1人でも多くの人に様々な特性を持つ子どもたちが『やりたいスポーをあきらめている』ことを知ってもらい、日本全国の障がい児のスポーツ環境が整備されること」を目的に設立される。
リーグでは、滋賀県をはじめ、大阪府、京都府などの様々な特性を有する関西の子どもたちのサッカーチームが年間を通した試合で交流し、スポーツへの楽しみを深めていくことになる。
今回のプレイベントでは、同リーグに参画予定のチームを含めた8チームが交流試合を行うほか、エキシビジョンマッチ、同リーグ始動の告知イベント、感覚統合やストラックアウトなどの体験ブースやキッチンカーの出店も予定している。
会見で同法人の高橋平さんは「スポーツと誰も排除されない共生社会の実現は相性が良く、同じ空間で体を動かしながらチームの仲間のことを知ろうとすることが自然と生まれてくる」とし、「この活動が日本中に広がっていけば」と期待を語った。






