昨年度「こころんだいやる」相談状況
【県】 県は、子ども・子育て応援センター電話相談窓口「こころんだいやる」に寄せられた、児童虐待をはじめ、子育て、いじめ、不登校、友達関係、家族間の問題などの悩みを持っている子どもや保護者からの相談について、昨年度の相談状況を取りまとめ、このほど公表した。
県によると2024年度の相談件数は2224件で、前年度(23年度)と比べて479件減少した。20年度(4498件)以降の推移でも、同窓口への相談件数は年々減少している。
相談者の内訳は、「母親」からの相談が1156件と最も多く、次いで、子ども・青少年「本人」からの相談が692件となっており、「本人」の内訳では、専門・大学生、勤労青年を含む「その他」からが最も多く、次いで「高校生」から、「小学生高学年」からの順となった。
相談内容で最も多かったのは、「対人・友人関係」や「依存的」、「異性への関心」など「性格・行動」に関する相談で、840件(全体の37・8%)あった。次いで、「発散・気晴らし」、「対人関係」、「情緒不安定」などの「親自身の問題」に関する相談が604件(全体の27・2%)となった(グラフ参照)。
また、相談者が「本人」かそれ以外かで相談内容の傾向に差が見られた。「本人」からの相談では、自身の性格や行動に関する内容が508件(73・4%)と最も多く、次いで、メンタル面などの保健が60件(8・7%)、その他が57件(8・2%)、適性・進路に関する相談が51件(7・4%)となった。
一方、「本人以外」からの相談では、親自身に関することが最も多く604件(39・4%)、次いで、子ども・青少年の性格・行動に関することが332件(21・7%)、その他が192件(12・5%)、しつけに関することが144件(9・4%)となった。
別途件数把握している「児童虐待」に関する相談は41件(前年度39件)、「いじめ」に関する相談は51件(前年度42件)とそれぞれ前年度から増加した。対象者別にみると、「児童虐待」は「小学生高学年」が17件(41・5%)と最も多くなっており、「いじめ」は「小学生高学年」と「中学生」が同数の17件(各33・3%)で最も多くなった。
同センターでは、「児童虐待やいじめ問題は重篤な人権侵害であり、発生予防だけでなく早期発見、早期対応のための関係機関との協働が大切。センターとしてもより一層認知度を高める必要性を感じている」としている。
同センターへの相談は、年末年始を除く午前9時~午後9時の時間帯に「こころんだいやる」(TEL077―524―2030、または、0120―0―78310)へ。






