世界最高峰コンクールで2位受賞を知事に報告
【大津】 今年5月にベルギー・ブリュッセルで開催された「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で2位となった大津市出身のピアニスト・久末航さん(31)がこのほど、県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、受賞の喜びを語った。
久末さんは、県立膳所高校を卒業後、渡独し、ベルリン芸術大学などで研さんを積んだ。これまで、ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と委嘱作品特別賞、リヨン国際ピアノコンクール第1位と聴衆賞など、数々の賞を受賞しており、将来を嘱望されている実力派ピアニストとして世界各国から注目を集めている。
また県内でも、2013年度平和堂財団芸術奨励賞音楽部門、15年度滋賀県次世代文化賞を受賞している。
今回、久末さんが2位となったエリザベート王妃国際音楽コンクールは、世界最高峰の音楽コンクールの一つ。久末さんは大会のファイナルで、ブラームスの大作「ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83」を見事に演奏し、高く評価された。2位受賞は日本人としては2人目の過去最高位となる。
知事室を訪ねた久末さんは三日月知事に「昔から応援してもらっていた滋賀県の皆さんにこうして喜ばしい報告ができることを本当にうれしく感じている」と受賞を報告し、三日月知事は「滋賀で生まれ育った人が、このように世界に羽ばたかれ、活躍されているのは僕らにとってもうれしいし、子どもたちや若い人たちにも夢や励みになる」と祝福した。その後、コンクールの思い出や音楽活動などについて歓談し、久末さんが自身のCDを三日月知事に贈った。
表敬訪問後、記者団の取材に応じた久末さんは「長丁場で課題もハードなコンクールで大変だったが、そのぶん、もらった賞の喜びも大きい。コンクールを通して得たものをこれからの演奏に生かしていきたい」と意気込みを語った。
久末さんは、12月31日に県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)で開催される「ジルヴェスター・コンサート2025」に参加する予定。チケット料金はSS席9900円、S席8250円、A席6600円、B席4950円、C席3850円、24歳以下は2200円(S~C席)。チケット取り扱いや問い合わせはびわ湖ホールチケットセンター(TEL077―523―7136)へ。






