【全県】 戦後80年を迎えたことを受け、一般財団法人滋賀県遺族会(松浦友一会長)では若年世代に戦争の恐ろしさと平和の大切さについて考える機会を設けることを目的に、今年初めて県内の小・中学生を対象とした作文「私の考える戦争と平和」を募集した。このほど、その審査を終え、同会の松浦会長らが県庁で記者会見を開き、作文の審査結果と作文入賞者が登壇するシンポジウムについて発表した。
同会によると、募集には小学生2作品、中学生71作品の計73作品の応募があった。応募作には「戦没者の尊い犠牲の上に今の豊かさを享受できている」ことや「今後も平和な社会を作っていきたい」という思いがつづられた作品が多く集まった。
審査の結果、同会会長表彰として、小学生の部では、金賞に草津市立草津第二小学校6年生の前原真一朗さん、銀賞に大津市立瀬田小学校6年生の井上大地さんが選ばれ、中学生の部では、金賞を東近江市立船岡中学校1年生の森玲実さん、銀賞を同市立能登川中学校2年生の青木聖大さんと栗東市立葉山中学校3年生の島田栞奈さん、銅賞に守山市立守山中学校1年生の岩佐有芽さんと長浜市立長浜北中学校2年生の川島千明さんがそれぞれ選ばれた。また、入選作品のうち、知事表彰として、金賞に船岡中学校の森さんが選ばれた。
同会は、今月15日午後1時30分~、ピアザ淡海ピアザホール(大津市におの浜1)で同作文表彰式と、「『戦争と平和』を考えるこどもシンポジウム」を催す。シンポジウムでは、受賞した7人の児童生徒が登壇し「戦争と平和」をテーマにパネルディスカッションなどを行う予定。
松浦会長は「戦争と平和については次世代に語り継いでいかなければならない。このシンポジウムが若い世代に真剣に感じてもらえる機会になり、その思いが県内や全国に広がっていけば」と語っている。
シンポジウムは入場無料。






