【甲賀】 山田牧場(甲賀市信楽町神山)に併設されている乳製品の製造販売を手掛ける「カーサビアンカ」が製造したチーズが10月に東京都で開催された「第15回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」(一般社団法人中央酪農会議主催)で最優秀賞となる農林水産大臣賞を受賞した。このほど、山田牧場の山田保高代表が県庁で東勝副知事を表敬訪問し、受賞の喜びを語った。
同コンテストは、日本人の嗜好にあったチーズや日本の気候風土にあった独自のナチュラルチーズ文化を創造し、今後の生乳需要拡大を図ることに加え、国産ナチュラルチーズの紹介の場を設けることにより、販路拡大を図ることなど目的に、1998年から2年に1回、開催されている。今大会には全国121者から284点のチーズが出品された。
山田牧場では、乳牛約180頭を飼育しており、併設されているカーサビアンカは、同農場の低温殺菌牛乳の他、アイスクリームやチーズなどの乳製品を製造販売しており、毎週末には多くの来場者が訪れる県内でも人気の観光施設となっている。
副知事室を訪ねた山田代表は、持参したチーズを東副知事に試食してもらい、チーズ作りにかける日頃の取り組みや、近江の茶や弥平とうがらしといった県内の特産品と組み合わせたチーズの開発に取り組んでいることなどを報告した。
山田代表から話を聞いた東副知事は「全国的に酪農業界が厳しい状況にある中での受賞は、県内で酪農に携わっている人へ希望になる。これからの活躍にも期待している」と述べ、受賞を祝った。
表敬訪問後、山田代表は「受賞を知ったときは夢かなと驚いた」と述べ「これからも日本各地の乳酸菌を集め、世界にほかにないチーズを作っていけたら」と語った。






